ポリオ(脊髄性小児麻痺)

 我が国におけるポリオの発生は、明治以来相当数の発生があったようであるが、患者数としてとらえられるようになったのは終戦後からである。昭和35年には大流行があり、全国で6,500人に達する患者が報告された。このときには我が国では生ワクチンが製品として認可されておらず、昭和36年カナダおよび旧ソ連からポリオ生ワクチンが緊急輸入され、1,300万人の小児に一斉投与が行われた。同年より患者数は激減し、3年後には100人を下回った。昭和39年には国産ポリオ生ワクチンによる定期接種(2回接種)が開始され、現在に至っている。(国立感染症情報センターから)


このデータは 平山宗宏先生の「ポリオ生ワクチン緊急導入の経緯とその後のポリオ」より

実際の数は把握されていないのである。それは 隠れポリオの存在である。当時 ポリオと診断されず 40・50代になっておかしいと気づく人がいっぱいいるのではない・・・・と思う。


福島ポリオの会

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